黒い砂漠の狩場レポです。昨今のヒストリア廃墟の狩り金策の効率がどの程度なのか、筆者の6時間分の狩り記録を含めてお伝えしていきます。
調査用のスタッツ
前提としていくつか設定した項目については下記の記事にて。
以下、上記で設定したもの以外で使用したアイテムやバフ等を記載していきます。
AP値
狩場へ赴くキャラはウサ、狩りに際してのバフ無しのAP値は563。(狩場)の推奨APの最低ラインが600となっているため、下限に近い状態にはしています。
所定以外のバフ類
アイテム獲得率と獲得数量の調整のために一部の回でスクロールを使用せず、キャンプバフ40%とアグリスの黄金の祝福(アイテム獲得数量+100%の効果)を適用していますが、これはアイテム獲得率アップのイベント中だったためであり、通常時においてはスクロール2段階と同じ数値になるよう合わせてあります。
要するに獲得率+197%かつ獲得量+100%での実施です。
狩場の立地とか
古の時代は砂漠に点在するポータルを使ってのランダム入場でしか入ることが出来ず、正直行きづらいことこの上なかった狩場。最上位層の主要な狩場であった時期もある。
そこから時は流れて今では中堅層か、あるいは上位層がデキアで宝物掘りがてら狩るかといったくらいの混雑が殆どない狩場。前回のアクマンと同じく所定の位置に入口が設けられて通いやすくなった。
入口の位置は首都バレンシアのほぼ真下にある大きな渓谷の底で、進入できる箇所は2つ。ちなみに馬やラクダで直接突入すると搭乗物が天に召されるので注意。昔もポータルに入ったら即座に召されていたが、仕様今だ変わらず。
マルニの密室の位置
ヒストリア廃墟の構造は左側に渓谷以上の長さで伸びている細長い狩場なのですが、密室の入り口は結構奥の方(全長からすると6~7割ほど?)。ルートを表示してみると分かりますが、以外と遠くて移動中に敵から殴られまくるため、トゥバラだと割とつらい。
また、マルニの密室への入場条件の中に、HPが100%である必要があるので回復薬と熱中症・低体温を解除できるものを二つ三つ持っておくこと推奨。バレンシアからの移動中に熱中症等になると手間なのでね……。
狩り方の方針
密室内を時計回りで狩るのが基本的な進め方。ただし、部屋中央付近の大きなオブジェクトの根本にいるトゥカル・バルテンとその背面遠目にいる孤立気味のカルキッシュは狩らず放置とします。
また、各塊でも1匹狩り漏らしがいたとしても狩りきらず次の集団へ移動。
ヒストリアの非常警戒塔については、出現したら優先的に撃破して警戒イベントの処理を行いドロップの上振れを狙います。アプアールは敵集団を狩る時のスキル範囲に居なければ放置。
マルニの密室における違い
他狩場と同じく、リポップ時間の短いのがまず一つ。これ以外での違いとしては部屋内の敵集団の構成が微妙に異なっていて、例えば1匹だけ出現していたトゥーカトゥーカがいなかったりします。
知識が欲しい場合は密室外でトゥーカトゥーカを倒して狙いましょう。筆者は例の如く拾えていません。
ドロップ品
狩場におけるめぼしいドロップ品は以下。値段は実施時期のもの。
・ツングラドネックレス:大体40m~66m。記事書いてる時点だと33mに落ちた。
・ツングラドイヤリング:大体38m~55m。同じく22mに落ちた。落ちすぎでは?
・古語で記された巻物:大体2.1~2.5m。数がそこそこ取れるので稼ぎ頭の一つ。
・カプラス:1.7m前後。古語よろしく割と数が集まるのでおいしい。
・不完全な光明石:3m。数は出ないのでお小遣い。
・旅行者の地図:3.7m。高騰してストップ高。数は出ない。
・ガラクタ:単価20370。稼ぎのメイン。スクロ2段階による大きな恩恵を受けた。
実際の戦利品
リザルトの画像紛失事故により6回分でお送りします。
ドロップ内容
各ドロップ品ごとに平均、合計数やら所感を述べていきます。
ツングラドアクセ2種
ツングラドネックレスについては各回で2、0、0、2、1、1個とドロップして合計で6個、平均すると1個となりました。ネックレスは警戒イベントで割とドロップした印象で、通常ではイヤリングばかりだった記憶。
イヤリングの方はと言えば各回で3、1、2、1、3、1個とドロップし合計で11個。平均で1.8個といったところ。ドロップしなかった回はなく、1個分の値段は期待値に含んでも問題ないレベルかも。
古語
古語については35、51、39、29、41、34個で合計は229個、平均数では38個ほど。51個、29個と上振れ下振れともにありましたが、平均してみれば大体80m~95mくらいで勘定できる感じの結果になりました。
カプラス・ブラックストーン
カプラスについては52、44、36、48、43、41個で合計は264個となり、平均すると44個という結果。古代精霊の粉末がほぼドロップせず、現品ばかりなので黒石稼ぎと並行出来る。
ブラックストーンの方はというと128、125、132、131、129、111個で合計756個。平均すると126個となりました。軽めの狩場かつ獲得率197%で時給126個も集まるのは上出来なんじゃないかと思います。
光明石・遺物
光明石に関しては2、3、1、2、1、3個で合計12個、回平均で2個になりました。ツングラドアクセのようなドロップ量なので値段考えるとお小遣いの域を出ません。
遺物の方は紛失した回も全て含めて初回の1個のみ。むしろ初回になぜドロップしたのが不思議なくらい。
旅行者の地図・羅針盤
旅行者の地図は2、1、2、4、2、2個で合計13個。平均すると2.1個とほぼ2個になりました。高騰したとはいえ額が額ではあるので、光明石同様お小遣い。
羅針盤の部品については1、1、1、1、0、1個と合計5個。平均すると0.8個で1個に届きませんでした。効果期間中に追加作成できる分が集まるといいね、という位の量。
ガラクタ
肝心のガラクタの量はというとそれぞれ10916、11397、11448、10553、10443、11418個で合計が66175個。平均すると11029個という結果になりました。
アイテム獲得数量が+100%でこの結果なので、スクロール1段階(数量+50%)の場合は恐らく7000~7500個くらいに落ち着くものと予想されます。というのも、筆者が1段階で2回ほどやった際も7000個弱と7200個弱だったのに加えて、100%でも12000個を超えなかった(いいとこ11500個)ので、上振れても8000個には届かないんじゃないかなと。
合計額
計測していた時期の都合でツングラドアクセの額が結構変動してしまっていたんですが、それ込みで各回の額とその合計を載せていきます。
1回目:681m
2回目:530m
3回目:550m
4回目:580m
5回目:584m
6回目:504m
上記のようになり、合計額は3.4Gで回ごとの平均額は約572mとなりました。ツングラドアクセの相場価格とドロップ数次第でかなり上振れが起きるので、安定した額は出しづらいかも。
なお、アクセを除いた平均額は435mくらいなので、筆者が実施した限りでは少なくとも400m以上の儲けが担保できそうな狩場でした。
行ってみての感想
まずアクマンと比較するとレベル差のせいか敵が硬い。AP値が丁度600程度だとスキル一発で倒しきれないので大体はコンボスキルで処理していたんですが、これでもリポップ速度が丁度間に合う感じの間隔だったので過剰なAPが無くても問題なく狩れる狩場。なんというか昔の難易度設定故の易しさを感じる。
次にやってて思ったのは被ダメが地味に痛いという点で、筆者は覚醒ウサのHP回復スキルで十二分に賄い切れてはいるんですが、これがもしトゥバラ装備だったらまあ辛そうだなと。シーズンキャラは押し切れる火力がないなら多量のHP回復orオーネットの精霊水を持ち込む方が安全そう。
また、被ダメ繋がりでもう一つあって、上の項でも述べていますが密室の入口へ行くまでの道程での被弾について。遠距離攻撃を持っている敵が3種ほどいるので地味に邪魔なのが一点。
移動中のダメージ量はともかく、マルニの密室の入場条件がHPが全快かつ武器を構えていない状態でないといけないので、すんなり入場ができないことが間々あったのがちょっと手間だったなという感想。わざわざ敵を処理したり回復を使うといったワンクッションがね。
ともあれ、総合的にいうとマルニの密室通いという点だけで考えるとあまりやりやすい狩場じゃないかもというのが筆者の感想でした。ヒストリアで狩るなら普通にやった方が快適だと思います。
人も殆どいないですし、何より火力が超過していると恐らく密室のMobリポップが間に合わないと思うので普通のマップで狩ろう。
最後に、こちらは謝罪となりますが戦果画像を複数紛失してしまったために撮り直しが起き、遅れてしまって本当に申し訳ありませんでした。
また、次の狩りレポは4月中を予定しています。対象の狩場はシクライアの深層か、いばらの森のどちらかになります。