烏龍のゲーム記録

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【Steam】過去の自分と協力だ!【RewindGirl】

Steamゲーのプレイ録の第9回になります。

皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。今回はRewindGirlというゲームの話になります。

 

 

ざっくり概要

ゲームジャンルとしてはパズル+アクションです。あらすじとしてはある理由からギャルの過去を変えるために奮闘するお話で、所謂タイムリープとかタイムトラベルもの。

このタイムリープがゲームシステムにも大きく関わっている……というよりメインの要素で、ステージ内のギミックを過去の自分とともにクリアを目指すものとなっています。

 

ストアページはこちら。

store.steampowered.com

 

過去の自分との協力

ストアページのプレイデモを見たらかなり分かりやすいのですが、例えば壁を消すためのスイッチを押してもらうだとか、足場となる箱を動かすのは勿論、人手が二人以上必要な動作さえ過去の自分と分担することで解決できたりと、やりようによってはかなりの動作を行えるのでステージによっては複数の解法があるんじゃないかなと思います。

 

過去の自分が行った動きをそのままなぞらえてくれるなら簡単なのでは、と思われるかもしれませんが、実のところはそうでもなく。

例えば過去の自分の移動経路の床が消えたり、あるいは経路上に余計なオブジェクトが挟まって目標地点へ辿り着けなかったり、落下距離が巻き戻す前と異なったりといった要因で元の動きを正確に行えなかった場合は”タイムパラドックス”が起きたとして事故が起きる前まで戻され、やり直しとなってしまいます。

つまり、このゲームにおけるミスがタイムパラドックスであり、いかにタイムパラドックスを避けつつ過去の自分と協力できるかが肝要。言うは簡単だが、いざやってみるとまあ難しい。

 

ここがいい

筆者的ここ好きポイントをいくつか述べると、

・ポップな世界観、ビジュアル。BGMや効果音等もゆるくていい。

・操作キャラクターの挙動がとてもかわいい。特に移動中とジャンプのモーションの二つなのですが、口をあけっぱなしで楽しそうに歩いてくれるのがとてもいい。ジャンプの時の表情と、滞空時間が長くなると腕を振ってくれるのもいい。何はともあれ、キャラがかわいいのが非常に良い、という話。

また、ポップな絵柄であるため悲壮感はあまりないんですが、痛そうなミス(降ってきた物に当たる、踏み台にしていたものが消えた時の着地失敗とか)をしたときにたまに「すまん!!!」と口に出しそうになってました。

・かなり珍しいゲームシステム(時間を戻すだけでなく、リアルタイムに過去の自分と協力できる点)、巻き戻しは無制限ではないことに加えて制限時間ありで、段取りや手順組み等にかなり頭を使う事になって楽しかった。

レベルデザインが中々しっかりしてるところ。順にステージを進めていけば攻略法、もといギミックの解決法も理解できるのでパズルが苦手でも行き詰まることはほぼないかなと。

 

 

難易度等の所感

時間を巻き戻せる回数に制限があるものの、単純にクリアするだけならば難易度はそこまで高くはないんじゃないかと思います。ただ、パーフェクト(規定回数内クリア)の獲得を目指すとなると、取る行動とそのタイミングが中々シビアになる、アクションの技量を要求されるステージも散見されるので大分手応えのあるゲームに化ける。

操作やシステムへの慣れなどに影響されはするでしょうが、筆者は15時間ほどで全ステージをパーフェクトでクリアできたので、ボリューム面は値段に対して多めと言っていい感じ。本当に難しいステージがたまにあって、それがクリアできた時の達成感たるや。

 

操作感の方はというと、キーボードでもゲームパッドでも軽快で入力した通りに素直に動いてくれるので操作面でのもたつきは全然ない。リトライのしやすさ等については何かをミスした際のやり直しも楽で、すぐに取り返せるほどに軽いです。

凄く細々した点で一つあるとすれば、制限時間が長めかつ時間を巻き戻すまでの下準備に長く掛かるステージでの操作のやり直しは少しばかり大変だったなというくらい。まあ、これについてはステージギミックの都合なので仕様や操作感とは異なる部分の話ではあるのですが。

 

そのほか、ギミックやステージの構成についてはかなり多様で段差や動かせる箱以外のギミック自体も10種ほどあり、その上で焼き直しのようなステージも全然なく最後までやっていて飽きは全く来なかったです。

余談ですが、終盤に出てきたとあるギミックは難易度とは別に、それでミスをすると「無事かそれ??」と思ったりしましたね。高所落下とかの比ではない分かりやすい危機。

 

プレイしての感想

序盤はゲームシステムに慣れるために易しいステージが多かったが、単調ではなく普通に楽しい。中盤に差し掛かる前あたりから、巻き戻しの仕様に慣れたな?ここからが本番だと言わんばかりの、色々なギミックに対しての巻き戻しを絡めた対応を求められるので段取りや手順を組むのが好きな人には結構刺さるんじゃないかな、という感じ。

筆者は段取りが苦手ではあるのですが、それでも大分のめり込んで攻略やヒントの類に一切触れずに全ステージクリアまで突っ走ったくらいには、新鮮かつ非常に面白い体験を得られたパズルアクションでした。システムが面白そうと感じた方は是非触ってみてほしい。

 

あと、最後にこれだけ。駆け回るキャラが本当にかわいい。まったく解法が浮かばないステージでスタックしてもクリアまで漕ぎ着けたのは、この部分に助けられていた節がかなりある。