黒い砂漠の狩場レポです。クラトゥカ古代遺跡の狩り金策がどの程度なのか、筆者の6時間+α分の狩り記録を含めてお伝えしていきます。
調査用スタッツ
前提としていくつか設定した項目については、下記記事にて。
以下、アイテムの使用、未使用等を記載していきます。
今回のAP値
狩場へ赴くキャラは予定通りでウサ、狩りに際してのAP値は565。最低ラインが550なので、アクセを弱い物に換装して調整して規定した値をギリギリ保った状態になりました。水晶で更に落とすことも出来そうではありましたが、規定値を満たせているので今回は565で赴くことにします。
所定以外のバフ類
バフはなしですがハスラ崖が拠点レベル4だったため、アイテム獲得率が2%増加しています(トータル199%)。
狩り方の方針
基本的には敵の塊ごとに殲滅を図ります。スキルの射程内に複数の塊を巻き込める場合はまとめて狩り、可能な限りの効率化も狙う形とします。
しかし、敵が1体だけ狩りきれず残った場合は倒しきらず次へ行くこととします。主に移動時に地面に潜って攻撃判定が消えてしまうキメルが結構居残ってしまうためです。
キメルは下画像のトカゲのような見た目のやつ。クラトゥカの敵の中では弱い方ですが、土に潜って移動されると攻撃が当たらないことが多くてスルー率が高くなった。
また、これについては後述しますが敵の出現数の都合で密室の全域を回るような狩り方ではなく、数の少ない塊しかいない箇所を幾つかスルーしての周回で狩りましたので、簡易的な図解を絡めて説明します。
ライテン狩り
時折発生するランダムイベントですが、ライテン出現のために倒さなければならない敵の一部が後述の周回ルートを外れてはしまうものの、効率が多少落ちてなお最後に出現するライテンからのライテンの動力石のドロップ期待値がそれなりにあるので可能な限り狙っていきます。
実際、今回のレポで狩ったライテン5体から動力石が2個ドロップしてくれていたりしますし、クラトゥカの高額品と呼べるものはツングラド耳、動力石、エルカールくらいなので、それらが得られやすい貴重なチャンスは狙わない手はない。
周回ルート
密室内の構造等を超簡素に示した図を置いておきます。入口と明記しているのは、通常マップでの部屋の向きがわかるようにするためです。
分かり辛いかと思いますが、筆者にできる限界がこれです。ご容赦ください。
画像の水色側ですが、配置されている敵の数が通常マップと比べて3割程度少ない状態になっており、ロケハンがてら全体を回る形で狩ってみた結果、効率が良くなかったため狩らない箇所にしました。
最終的に画像のように長方形の範囲を時計回りに狩っていくことになり、後半の狩りでは安定したガラクタ量になりました。
マルニの密室における違い
密室内の通常マップとの大きな違いは、まず殆どの塊で敵数が減っていること。次にそもそも密室には湧かない敵の塊が存在していること、最後に敵の湧き速度が密室の方が段違いに速いことの三点。倒した敵の残骸が消滅するよりも先にリポップするほどに早く、具体的な秒数は分からないですが少なくとも55秒以内にはリポップします。この早さのおかげで簡素な画像の通り、部屋の3分の1ほどの範囲を切り捨てても周回に全く問題が出ませんでした。
ちなみに、後ほど結果を見たら分かる話なので述べますが密室と通常マップで狩れる敵数の差は殆どないようで、密室は敵数が少ない分リポップ時間を短縮することでつり合いが取られているみたいです。
また、効率に影響する部分ではないですが、敵数が通常より少ないという事はそれだけ安全に戦いやすいともいえるので、クラトゥカのマルニの密室は回転率と安全性を両立できるように設計されてる……のかもしれません。
ドロップ品
めぼしいものは主に5つ。記載金額については記事作成時(2024/11下旬時点)の市場価格。
※mは100万単位の略。10mなら1000万シルバー。
- ツングラドのイヤリング:相場によるが、25m~30m程度なので割といい利益になる。
- ライテンの動力石:ツン耳と同様。値段は22m~27mとこちらの方が安め。
- エルカール:他の素材が必要(市場では枯渇している物含め)だが、素材を買ってエルカールの水晶を作成しても少なくとも40m以上の儲けになる。
- カプラスの石:単価2m~2.1m。精霊の粉での簡易錬金分含め、35~40個程を安定して拾えたこともあって儲けの25%前後はこれ。
- 各種遺物:簡易錬金で浄化された光明石にすれば光明石1個あたり8.9mになる。筆者は売り払ったが、開けて大当たりを狙うもよし。
実際の戦利品
以前のレポでは回ごとに結果を述べていましたが、今回からは全ての結果を並べた上で、トータルと諸々のドロップ数を説明していく形とします。
1~3回目と4~6回目でガラクタの量に大差が出てますが、効率化によって起きた事態です。また、5回目に画像取り忘れたままガラクタを売ってしまったため、売却額の方を付けています。
尚、ドロップした遺物は浄化された光明石1個として換算。エルカールの金額計算については、エルカール以外の材料を購入して製作するものと仮定し、材料費を引いた額で計算しています。
※計測時はシャカトゥイベントで黒石や古代精霊の粉がアプアールからドロップしていましたが、それらはカウントした上で除外し、イベントによるドロップを加味していない結果を画像にしています。
ドロップ内容
ガラクタの量
まずはガラクタの数ですが、1回目から順に14131、15505、16189、18293、18500、18708個と数を重ねる度に増加する結果となりました。
1~3回目は効率化できないか試行錯誤していたこともあって数が狩れていないことが自分でも分かるほど。4回目でスキル回しを大体固定化して回るようになり、ガラクタの数が一気に伸びました。なので、ガラクタの平均数は1~6回で見ると16900個弱ですが、試行を更に重ねるのであれば平均18000くらいで安定するんじゃないかと思います。
アクセ類
次にアクセサリー類ですが、6回通して合計10個。アクセが一つも出なかったのは5回目だけで、この回を含めても平均1個以上はツン耳かライテン動力石が落ちている計算になります。ただ、ライテン動力石の方は警戒度イベントで出てきたライテンからのドロップのみなので、ランダムイベント無しでのドロップはほぼツン耳のみと考えた方がよさそうです。
エルカール・遺物
6回通して拾えたエルカールは5個で、1回あたり1個拾えるかどうかといったところ。金額でいうと大体40~45m程をずっと変動している感じなので出ればアクセ約2個分と大きいです。しかし、記事作成時点(2024/11/30)では水晶に加工するために必要な材料である森の震怒が市場で枯渇しているため材料を買っての作成は難しく、エルカール水晶としての金額をもとに換算してこそいますが作れないとなるとNPCへの売却額である10万シルバーの価値しかないことになります。
そして遺物の方は6回合計で25個、平均4個拾えている計算。値段としては浄化された光明石4個分、大体35mくらいとしていますが、遺物分解の際に光明石が2個出れば更に儲けが増える。筆者が分解した限りだと、25個の遺物が光明石40個になったので実際の儲けはもう少し伸びます。
カプラス
6回通しての合計は作成分込みで240個となり、平均はぴったり40個。金額は最低でも2mを切ることも少なく、レアドロップよりもかなり安定した利益になってくれました。
ただ、密室では古代精霊の粉のドロップが渋いのか、通常マップと比べて40個以上少ない結果になっています。イベントのアプアールを倒した分は除いているので、他の要因が何かしらあるのかもしれません。
合計額
回ごとの金額としては、
1回目:約378m
2回目:約301m
3回目:約403m
4回目:約406m
5回目:約467m
6回目:約479m
という結果になりました。前半と後半でガラクタの個数が明確に影響しているのと、レアが出ないと少しばかり苦しいのが2回目、4回目の成果に現れてますね。
上記の6回分を合算した額は2434m(2.4G)で、一回あたりの平均額は約405mでした。
更にここからキャンプバフ6回分の300mと入場料である闇の精霊の爪の欠片6個の10m、合計310mを差し引いた最終的な金額は2124mとなり、バフ代を差っ引いた平均額は約354mになります。
余談ですが、アクセとエルカール等のレアドロップを除外した時の平均額は諸費用を抜いて約276mでした。
ともあれ、AP要求値の高くない狩場で時給300mを超えられているので、とりあえず美味しくない狩場という訳ではなさそうです。
おまけ
こちらは1時間ずつの試行ですが、通常マップのクラトゥカで密室と同じ部屋内を周回したものと、密室の範囲から外れてリポップを間に合わせられるように狩った結果になります。
密室と同じ部屋内のみ
ガラクタは18010個と良い量得られました。また、ツン耳とエルカールが2個ずつに遺物が7個、更にはカプラスが59個分と、ロケハンからおまけの通常マップ周回含めて一番のドロップ上振れになりました。
敵のポップが間に合わないタイミングが1周するごとに10秒くらい発生していながらも、ガラクタは密室と同レベルの量に落ち着いた。
※密室内と同じ回り方をすると4000か5000程ガラクタが減ると思われる。
数がしっかり狩れたことで、最終的な金額は約567m。キャンプバフ代等を差し引いて尚515mの利益と6回目を大きく引き離した結果に。
部屋の外狩りあり
ガラクタの数が17910個と後半の密室や通常マップの部屋内のみよりも少ない結果に。ポップ待ちより、移動にかかる時間の方が効率ダウンに働いたようです。
アクセや遺物、禁忌といったものは密室と然程変わらず平均的な結果でしたが、カプラスが結構上振れして作成分込みで56個と密室の平均を大きく超え、黒石も作成分を差し引いても92個と妙なところで恵まれたドロップでした。
1回あたりの額としては約476mと6回目には僅かに及ばなかったものの、それに次ぐ結果に落ち着きました。
行ってみての感想
試行分の狩りを終えて頭に過っていたことが、キャンプバフを使うには利益がちょっと少ない狩場だなという感想。ロケハンやおまけを除いても入場料で10m(石板はおまけで使った)、キャンプバフで300mかかっていることもあって、差し引きで儲けの13%くらいが吹き飛んでいることになる。1割以上儲けが減ってしまうのはさすがにリターンが小さい。
6回分で総額2.1Gくらい(キャンプバフ代等抜き)の稼ぎにはなったものの、昨今の高額装備を買うには軽く数十時間単位必要になるので、ステップアップのための取っ掛かりにするにはとてもではないけど物足りない。同格にアクヒスがあるのもあるので猶更。
ですが、全くいいところがないわけではなく。セレンディアに住んでいる筆者としては遠方の砂漠とは違って手軽に行ける狩場といった感覚だったので、トゥバラが全身完成してはいるけどがっつり狩りに行きたくはない時……の狩場としての選択肢にできるといいかなと思いました。
あと、知識を獲得していないならぜひ行こう。ハスラ崖から含めれば、(地上のカニを含む)12体分の知識はポイント的にもおいしいので。
ということで、今回はこの辺りで〆とします。