烏龍のゲーム記録

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【WoT】戦車日記 -ダブルバレル試乗編-

WoTの日記です。今回はver1.7.1のコモンテストで新車両に乗ってみた話です。

 

皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。今回は1/18より始まったコモンテストへ行ってみたよ、というお話です。

 

 

ver1.7.1コモンテストの内容

詳細はWoTの公式サイトに”アップデート1.7.1のプレビュー”という記事がありますのでそちらにも目を通すとどのような感じかかなり掴めるのではないかと思います。

 

ダブルバレル車両追加

今回の1.7.1コモンテストの内容は一言で言えばソ連ツリーへ実装されるダブルバレル車両のテストです。現在、ダブルバレル車両は先日まで購入できた、ホリデー作戦イベントの大きなプレゼント箱から獲得できる703Ⅱが先行実装されているのみ。

尚、ツリーの位置としては、KV-3からの派生ということでIS-4ルートとの分岐としての追加となります。実際、IS-2、IS-3、ST-Ⅰをダブルバレルに変更した、という感じなので見慣れた車両の砲塔が特徴的な形状に変わった、といった感じでしょうか。

 

解除キット追加

拡張パーツの中でも換気扇、装填棒などの解除に10ゴールド掛かる複雑なパーツをゴールドを消費せずに解除することが出来るアイテムです。使い捨てのアイテムで、1個装備を解除する毎に1個消費していきます。

主な入手手段は設計図のピース等を獲得できる支援報酬のみで、ランダムで混じっているようです。

筆者はテスト中に3回支援報酬を貰ったうち、1個だけ貰う事ができましたがあまり獲得確率高めの設定ではないのかもしれません。

 

アイテムデザイン等はこんな感じです。コモンテストが英語版だったため、説明が英語表記となっています。

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遭遇戦時のマップ調整

筆者はほぼ通常戦オンリーで遊んでいるためこの記事ではお話しませんが、遭遇戦において、ヒメルズドルフ、エンスク、湖の村、プロホロフカ、鉱山、ステップ、ジークフリート線、ルインベルクのマップにバランス調整が入っているようです。

 

スーパーテスター用の車両

ダブルバレル車両のツリー以外に、フランスにChar Futur4、Bat.-Châtillon Bourrasqueという車両が、ソ連にObject 752という車両がそれぞれ追加されているようです。形状、車種だけでも見てみたくなりますね。

追加車両の内1両はBat.-Châtillonという社名を鑑みるに、ローダー車両なんでしょうかね?

 

ダブルバレル車両の操作法など

ダブルバレルの斉射機能以外は基本的な車両と同じで、射撃に指定したボタンによって発砲するのは変わりません。

では斉射はどうするかというと、斉射に設定したボタンを0.6~0.7秒以上長押しすることで斉射モードに切り替わり、準備時間が経過すると照準先へ向けて斉射が行われます。

※PC版では初期設定でマウスの左クリックが指定されています。

 

通常時はこのように弾薬のアイコンは離れています。

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ですが、斉射コマンドを長押しすると以下の画像のように変わり、弾薬装填時間の上に白い文字で斉射までの時間が表示されます。また、画像には移っていませんが、レティクル側にも変化があります。

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少し仕様の話

単発での砲撃時は両方とも装填された状態で射撃すると砲の切り替え時間が発生し、その間は射撃できなくなります。

その上、砲が切り替わった直後に射撃すると弾薬の装填がリセットされてしまう為、切替直後の射撃は場合によっては装填時間が1.5倍の状態となってしまう事も。

 

斉射モードについては斉射モードの表示に切り替わるのに0.6~0.7秒掛かりますが、表示が切り替わるまでの間も斉射の準備時間に含まれている為、カタログスペック上の斉射準備時間よりも短くなっているように見えます。

 

また、斉射の場合は射撃直後から1秒~2秒程、射撃不能なクールタイムが発生しますが、次弾装填の時間を考慮すると特段気に留める必要性は無いかと思います。

 

射撃不能時は以下の画像のように弾薬アイコン部分が×マークになります。

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ダブルバレル車両の所感

基本的にはテスト環境下でプレイした感想なので、本実装された際には性能に調整が入っている可能性もあります。

 

攻撃性能

単発の威力としてはソ連の重戦車として見ると確実に抑えられています。具体的にはIS-2Ⅱが300、IS-3Ⅱが390、ST-Ⅱは440と、IS-7やObj277、Onj705らと比較すると単発威力が低い事が分かるかと思います。ちなみにIS-4は単発440なので、ST-Ⅱの攻撃面についてはIS-4ルートの上位互換な感じが否めません。

 

しかし、それを補って余りあるのがダブルバレルです。使いどころは慣れなければ非常に難しいのですが、慣れると一度に2発分の弾薬を叩き込める、つまり2倍のダメージを一方的に与える事が可能となる強力な武器です。

とは言え、斉射準備の時間などの要素を綺麗に調整できないのであれば、ただの無駄撃ちとなり撃ち負けてしまう事になるので結構な賭けでもありますが……。

 

また、ソ連重戦車にあるまじき-8度という深めの俯角を取る事が出来るので他ソ連車両よりも起伏のある地形に強く汎用性に長けています。反則級では?

 

機動力

ダブルバレルでない各車両の速力と同等です。履帯性能がTier相応になっている事を除き、エンジンの性能はほぼほぼ同じなのでT-10ルートのような快速ではないです。それどころか非常にもっさりしています。

 

装甲性能

IS-2Ⅱ

砲塔正面の装甲厚はTierⅧとして申し分のない235㎜に加えて側面140㎜、背面が120㎜と優秀ですが、車体装甲はISと大体同じ性能なので大分薄いです。特に車体正面が楔型でもない形状で110㎜とISよりも10㎜も薄い弱い装甲となっています。なので下手に車体を晒すとぼこぼこに撃たれて短時間で爆散する可能性が。

 

IS-3Ⅱ

車体正面はIS-3と同様の楔型装甲で、同TierのT-10とObj257よりも厚い145㎜の装甲となっていて、甘い角度を取らなければ結構信用できるレベルです。砲塔はST-Ⅰ等に似た形状なので下手に横は向けませんが、正面280㎜、側面150㎜、背面130㎜と厚く信頼に足る……と思いきやIS-3の運命なのか砲塔の天辺が割と広い範囲で禿げて薄くなっておりハルダウン等も距離によっては効果が薄い場合があります。

 

ST-Ⅱ

まず、車体は丸ごとST-Ⅰと同じ性能です。そして砲塔の装甲は正面が300㎜と非常に厚く、側面、背面も160㎜と一定の角度までなら強気に向けられる強い砲塔です。

しかし強そうな砲塔にも、砲塔正面の左上にあるキューポラが明確な弱点となっており、貫通260㎜でも平気でダメージを通せてしまう為、近めの距離での撃ち合いには気を付けた方が良いです。

 

尚、弱点は画像の赤枠の箇所です。

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あとがき

ということで、ダブルバレル車両が主軸のコモンテストの感想でしたがいかがでしょうか。個人的には本実装でもツリー開発するのはありなんじゃないかと思います。

特に他ソ連重戦車と異なり俯角が-8度も取れるので、扱いやすさも個人的には段違いでした。

 

もしも気になる方がいらっしゃる場合は、コモンテストに参加して自分で触ってみるのも良いかと思います。ただ、テストサーバーはロシアのみということでPINが250~280と結構な数字になるのでその点だけは気を付けてください。

 

以上で記事は終了となります。機会がありましたら、他の記事でお会いいたしましょう。