World of Tanksの日記です。今回はサンドボックスで実施中のテストの話です。
皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。今回は、2月の頭から行われているサンドボックス内での4つのテストのうち、2つ目にあたる乗員システム2.0についてです。
なお、当記事の内容はテスト段階での話であり、実装されない可能性及び仕様が異なるものが実装される可能性があります。
概要
現在の乗員システム(車両ごとの搭乗員、搭乗員一人ごとのスキル)形式から、搭乗員の人数を問わず触れるのが一人に絞られ、かつスキルも職能ごとの種類ではなく5系統の訓練に各5つ、計25種のスキルへスキルポイントを割り振る形式に変わっていました。
テスト段階での仕様
- 旧システムの搭乗員は、その搭乗員を乗せたい車両でコンバートすることで新システムの搭乗員へと変換できる。
- 新システムの搭乗員は、最大3車両(同国、同車種に限られる)で使用することができる。
- コンバートの際、搭乗員達が習得している平均スキル数によっては、変換後の搭乗員でのスキルポイントが獲得できる。また、スキルポイントの上限は75ポイント。※5スキル習得済みで75ポイント貰える、となっていましたが61ポイントだったりしていたので、この辺の仕様がどうなるかは不明。
- 一つの訓練ごとに、スキルポイントを30割り振ると上位スキル(タレント)を習得できる。タレントの習得にはスキルポイントを消費しない。
- インストラクター搭乗員というものが存在しており、スキルポイント数に応じて最大4人まで登用できる。このインストラクター達は5系統の何れかのスキルを強化することができる。また、インストラクターにはTierがあり、Tierによっては効果量が変わる。
ざっくり言えば、乗員ごとのスキル割り振りを一元化、かつポイント制に変更する、というのが2.0の仕様です。
触れての所感
三つに分けて、感想を話していきたいと思います。
このシステム自体について
ツリー開発における乗員の載せ替えがとても楽でした。というのも、乗員不足による新規の乗員雇用がないことに加えて、搭乗員の訓練レベルがなくなったため車両のスペック低下を気にしなくてよくなったためです。不要なゴールドが掛からなくなるのは、ゲームプレイの上で非常にありがたい。
また、スキルのポイント振りが一画面で済むために手間が掛からず、かつ振り直しが必要になった場合でもコストがそれほど必要ではなかった点もプラスでした。
スキルポイントの量について
これについては、正直なところ全く足りません。
スキルのレベルは10段階で、基本的に10まで振り切ることで、現行システムでいうところの習得済み(100%)と同様になっています。しかし、2.0でのスキルポイント20と、現システムでの職能の異なる2スキル習得では少しつり合いが取れていないのです。
例えば、車長、砲手、操作手、装填手の4人の搭乗員が3つスキルを保有できるとします。射撃性能を重視する場合、私であれば
車長:戦友、第六感、偵察か修理及び消火など。
砲手:戦友、速射、修理か消火または兵器工。
操作手:戦友、スムーズな運転、クラッチの名手。
装填手:戦友、修理、消火。
というように習得させるのですが、これが新規システムの場合は戦友、速射、スムーズな運転、クラッチの名手、消火or修理、兵器工、偵察を習得するだけで70ポイントが必要となり、現行システムで換算すると平均5スキル習得済みの搭乗員達をコンバートしなければなりません。
ということで、現行で3スキル習得済み相当の搭乗員をコンバートしても戦友、速射、スムーズな運転、クラッチの名手の四つを何とか習得できるか、といったところになりそうです。なので、テスト段階の2.0が実装されたとすればスキルの取捨選択が肝になるかと思います。
スキルの内容について
個人的に、効能の良いと思うスキルを挙げていきます。現行システムと同じ内容のものもあります。
Tactical Training
Eyes Open:状況判断力、偵察等と同様。単体では、この二つよりも効果が高い。
Coherence:戦友と同様のスキル。効果量も同じ。
Rationing:消耗品のクールダウンが減少する。テストでは最大30%減で、最短63秒で再使用できた。
Gunnery Training
Fast Aiming:静止状態で照準速度が上がる。
Adrenaline Rush:現行のものと同様。レベル10だと発動条件がHP50%以下になる。
Concentration:弾薬のダメージ幅が狭くなる。つまり最小/最大ダメージが変わる。
Snap Shot:速射と同様のスキル。効果量も同じ。
Technical Training
Concealment:カモフラージュと同様のスキル。ただし、火災時には無効。
Quick Repair:修理と同様のスキル。レベル7以降は効果量が現行の修理を上回る。
Firefighting:消火+エンジンの手入れの複合。レベル7以降は効果量が現行スキルを上回る。
Driver Training
Smooth Ride:そのままスムーズな運転。効果量も同じ。
Need for Speed:時速40㎞以上で移動中、照準拡散が減少する。軽戦車にお勧め。
Operational Training
intuition:装填済みの状態で弾薬を変更した際、装填時間が短くなる。
group tactics:50m以内に自身と同車種の車両がいる場合、職能が上がる。
close combat:50m以内に敵車両がいる場合、職能が上がる。
Talent(上位スキル)
Gunnery
Clean Shot:装填後5秒経過で弾薬の最小ダメージ、最小貫通力が10%上がる。つまりダメージと貫通力が85-125%で射撃することができる。Coherence積めば90-120%で射撃可能ということになりそうです。
Operational
Applied Medicine:医療キットを使用すると20秒間、職能が10%上昇。ただしクールダウンが30%増加。また、負傷状態でなくても医療キットが使用可能になる。
Applied Mechanics:上記の修理キット版。効果も同じ。
あとがき
まずは、ここまでお読みいただきありがとうございます。
昨年11月頭に投稿して以来なので、ほぼ4か月ぶりの記事になる……のですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も細々と記事を上げていきたい所存ですので、何卒よろしくお願いします。新年の挨拶が3月となってしまい、申し訳ない限りです。
挨拶はさておき、今回の記事内容に触れていきます。今回はサンドボックスでテストしている搭乗員2.0の話でした。テスト内容の総評として、概ねユーザーフレンドリーな改変だと思いましたが、5スキル以上の搭乗員だと正直なところやや劣化してしまうのは否めなさそうだとも感じています。一応、余剰の経験値は車両スペックの向上ができる何某かになるとのことですが、埋め切れる性能をしているのかに期待ですね。
まあ、この形式で本実装に持ち込まれるのであれば……ですが。
ということで、今回の記事はこれで終了となります。機会がありましたら、他の記事でお会いしましょう。