World of Tanksの日記です。今回はSTEEL HUNTERイベントの話です。
皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。今回は、昨年秋に初開催されたイベント、STEEL HUNTERがリメイクされついにやってきましたので、そのお話をしていきたいと思います。
STEEL HUNTERイベントとは?
2020年を通してのイベントである、遠征に組み込まれているゲームモードです。
自身を含めた20両が舞台となる街へ降り立ち、狭まる安全地帯の中で物資を集め、敵を撃破して最後の生存者となる事を目指すことが主目的となります。
乗る事が可能な車両は複数あり、各々性能が異なっているので自身に合う車両で1位を勝ち取りましょう。
初回(昨年秋)から変わった所
主に変わった所は三つで、選択できる車両が3種類→5種類に増えた事がまず一つ。
次に、弾薬の種類によって与ダメージが変わっています。貫通力で劣るHEATは単発威力に優れ、逆に貫通力に優れるAPCRは単発威力がHEATの7割前後となっています。その為、射撃の際は敵の体力や装甲等を考慮して弾薬を選択する場面が出てきます。
最後に、新規のマップが一つ追加されています。砂漠系のマップで、非常に遮蔽が少ない箇所が多くあります。
また、選択できる車両も昨年の物が継続ではなく新規の物となっています。なので、ゲームシステム自体は変わりありませんが、個々の車両に対する所感はまったくの別物です。
ゲームデータ的な部分
車両の種類
Walkure(ドイツ)※
初期の形状は、親しみのあるPz.Ⅳ Hに近い姿をしています。搭載されている砲の威力が高く、序盤で戦闘となっても敵を圧倒する事が可能な車両です。しかし、機動力や無線探知の範囲に難があり、索敵や逃走といった行動がやや難しくなっています。
Tierの上昇に伴い、5種の中でも最高威力の砲を積む事ができるほか、硬めの車両へとグレードアップすることが可能です。
※:名称のuが環境文字であるため、通常のアルファベットをあてています。
Varyag(ソ連)
こちらは初期の形状がKV-1に近い姿となっています。砲の威力は良好で、ゲーム内の長所の表記では装甲に優れている・・とあるのですが、序盤ではそれも形無し。その為、如何に序盤を切り抜け、高Tierまで育成するかが鍵となる車両です。
Tierの上昇に伴い、ソ連特有の堅さを持つ車体と砲塔に強化できるほか、新しめの機能である、ダブルバレルへとグレードアップさせる事も可能です。
Raven(アメリカ)
初期段階ではT20のような見た目の車両です。弾薬の貫通力、速度に優れている車両ですが、反面HPと装甲が乏しい傾向にある車両です。車体の装甲面は、前面でHEATが弾きやすくなるものを選択すればある程度は補えるものの、機動力を活かせない戦闘に持ち込まれてしまうと柔らかいサンドバッグに等しくなってしまうので戦い方が鍵となります。
Tierの上昇に伴って、車体・砲塔の旋回速度で小回りを利かせられるようになるほか、貫通力に優れた砲で装填速度、単発威力に優れたもの、及びローダーのいずれかを搭載することが可能です。
Harbinger Mk.Ⅳ(イギリス)
初期形状からは、イギリスというより、アメリカ車両のような感じを受けます。こちらも、貫通力に優れていながら、無線探知の範囲が広めの車両です。とはいえ、探知範囲の広さは次のArlequinが最大であるため、長所が他車両よりも少ないとも言えます。Ravenよりは装甲は厚いですが、それでも非常に心許無い物であるため、被弾を出来るだけ避けるような戦い方を選択する必要がある車両です。
Tierの上昇に伴い、イタリア車両の特徴であるオートリローダー砲を搭載することが可能です。しかしながら、オートリローダーを積むよりも同威力で回転力に優れた砲の方が安定性は高いため、選択の際は使いたい方を取りましょう。
Arlequin(フランス)
見た目だけで言うと、プレミアム車両のELC EVEN90と非常に近しい形状の車両です。速度と装填速度に秀でている、とありますが初期段階ではRavenやHarbingerと差異はなく、序盤で戦闘を仕掛けるには向いていない車両です。5種の中で、この車両だけが搭載できる砲がありますが、性能的にはややピーキーであるため扱いには慣れが必要かもしれません。
Tierの上昇に伴い、単発威力が低めの10連装ローダーや、ダブルバレル、5連装のHE弾ローダーを搭載することが可能です。半面、HPを欲すると利点である車体の小ささが失われるため、グレードアップの選択肢は状況に合わせて選びましょう。
アビリティ
異なる5つの車両は全車両共通の2つのアビリティと、個別の2つのアビリティを使用することが可能です。個別アビリティを使用できるようにするには、マップに点在する消耗品の物資、およびランダムで投下される投下物資、もしくはいずれかを取得した車両の撃破による戦利品の獲得が必要です。
また、各アビリティは消耗型であり、所持数がなくなってしまえば身一つで戦わねばなりません。そのため、アビリティの切り方も生き残るための重要な要素です。
例としてVaryagのアビリティを挙げてみると、以下のようになっています。
・共通アビリティ:修理キット、回復
・第一固有アビリティ:地雷原
・第二固有アビリティ
なお、各アビリティの取得先は以下のようになっています。
※他の車両のスキルについてはゲーム内で確認することが出来ますので、そちらから確認する方が分かりやすいかと思います。
お勧めの車両
シーズン1のTier15に達成した時点での、個人的な所感を含んだ内容となっています。また、筆者が重戦車系で頑張ろうとしていたため、そちらの方が内容が多くなっています。
軽・中戦車系
物資の回収、安全地帯への迅速な退避、戦闘などの各行動をある程度安定して行える車両です。
該当の車両としては、Raven、Arlequinの2両がこれにあたると考えています。Arlequinについては初期の砲性能では心許無いものがありますが、TierⅣで砲をグレードアップ出来れば、戦闘もある程度熟せるかと思います。
重戦車系
速度や探知といった機動力の面、そして使用可能なスキルの面で他車両よりも効果が大きくないため、生き残りが難しい車両です。しかし、育ち切った際には火力と装甲、HPで敵を圧倒することも可能になる、ある種のロマン枠ですね。
Walkure、Varyagの2両がこの型に該当します。
序盤こそ強いものの、中盤で躓きやすいWalkureですが、育ち切った際には2500を超えるHPに加えてHEATに強い車体と弾きやすい丸型の砲塔を持ち、単発515、もしくは765ダメージの強力な砲撃を行えるようになります。貫通力も申し分なく、同車種、もしくは育ち切ったVaryagでもなければ遅れをとる事はないでしょう。
Varyagについては、機動力と攻撃面で他に大きく劣り、序盤に戦闘を仕掛けられると厳しくなりがちです。ですが、TierⅣ以降で徐々に真価を発揮し始めます。ソ連でおなじみの楔型装甲の車体や、傾斜のきつい砲塔を積み、単発440ダメージの二連装砲、もしくは単発650ダメージの射撃を可能とする砲になる事で硬さと火力の両面を併せ持つ車両へと変貌します。ここまで育った際には、正面切っての撃ち合いで負ける事は少ないはずです。
Harbingerは・・?
と思われた方がいるかもしれません。
筆者の所感ですが、Harbingerが出来る事は、オートリローダーを除くとRavenの方が良いパフォーマンスを発揮し易く、機動性と単発威力でも優れています。
また、装甲面ではRavenよりは優れている程度と心許無いレベルなので余程使用したい、という事でもないのであれば、他車両の方が敵との戦闘で打ち勝てる可能性が高いと、個人的に感じました。
動き方について
基本的に、方針を絞り切って動くことをお勧めします。
また、TierⅠ~Ⅳまでは、物資を回収して自身を強化することをお勧めします。
ポイントを確実に拾いたい時
ポイントは、基本的には生存順位で上位に入る事によって獲得することが出来ます。
具体的に言うと順位報酬としてポイントを得るには、4位以内となる必要があります。戦闘に自信があるのであれば、敵を撃破して順位を繰り上げていけば解決となるのですが……。
しかし、そうではなく。逆に敵との接近を極力避け、閉鎖済みのゾーンの近くで時間を稼ぐことで敵同士のつぶし合いによって4位に滑り込む、というのも一つの手法です。運よく3位内に入る事ができた時には200ポイントを得る事も出来るので、あまり戦闘が得意でない方はこれで稼ぐのもありかと思います。
無線探知の重要性
一定範囲内の敵、物資の位置を知る事が可能な無線探知ですが、ゲーム内でも表記されているように、使用時には自分の位置が相手にも伝わってしまいます。
なので、自身の取っている方針によって、無線探知の使う頻度を変えましょう。
敵との戦闘を避けたい場合なら、敵の探知に引っ掛かってしまった際に、5~10秒程時間を置いてから探知を行えば敵の行動を確認出来るので自身の防衛や生存に活用することが可能です。
逆に戦闘したいならば、敵が引っ掛かるまで探知を繰り返す事で敵を炙り出すことにも使えます。
とどのつまり、無線探知を駆使出来るようになる程、ポイント獲得率の上昇に繋がります。
投下物資は優先して拾うべき?
自身のTierと、経過時間、投下された際の残存両数を見て判断するしかありません。
残存数が少ない、もしくは時間が8分以上経過している場合は強化の進んだ敵が同じように拾いに来ることが、容易に想像できるでしょう。
なので、物資からやや離れた位置から探知し、周囲に敵がいないのであれば拾いたい所ではあります。ですが、強化が足りていないのであれば投下物資を避ける方が、結局のところ生存時間は伸びます。
あとがき
まずは、ここまでお読み下さり、ありがとうございます。
3か月以上、間が空いてしまい申し訳ありません。春頃からご時世の波に呑まれてしまい、更新するにもできない状態となっておりました。最近になり、漸く落ち着きましたので更新した次第です。
頻度は控えめとなってしまうかと思いますが、再び細々と投稿していきたいと思いますので、もしお時間がありましたら、軽くお付き合い下さると嬉しく思います。
ということで、久方ぶりの記事はこの辺りで終了となります。機会がありましたら、他の記事でお会いしましょう。