烏龍のゲーム記録

遊んでいるゲームの内容を書くよ

【WoT】戦車日記 偏差撃ちを考える

World of Tanksの日記です。今回は偏差についての話です。

 

皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。遠距離戦闘に於いて必須の技能、偏差撃ち。その偏差撃ちについてあまり分からない……という方向けの記事です。

 

 

ざっくりした説明

細かい話は要らない、という方は次の行を読んでいただけると下の見出しを丸々省いても問題は無い気がします。

偏差撃ちは、ざっくり言えば遠くで動いている敵に攻撃を当てる技術です。

 

基本的な話

FPS、TPS系統のゲームをやった事があり、経験も長い方には特に必要のない話ですが、偏差撃ちという単語の指す内容についてです。

 

この系統のゲームにおいて、大体の遠距離攻撃には弾速という物が設定されています。勿論WoTも主砲や弾種毎に速度が割り振られています。

当然ながら弾の飛翔速度は統一されている訳ではなく武器、車両諸々によって差が設けられており、100m先の対象へ向けて武器Aと武器Bで攻撃した際、弾速が異なれば着弾までに掛かる時間も差異が出る事となります。

弾着までの時間に差異が生じたとしても対象が動かないのであれば、しっかり狙って撃つだけで命中する所なのですが、対戦形式のゲームではPvPかPvEかを問わず、基本的に攻撃を当てたい対象は移動や回避のために動き回るので、攻撃時はほぼ例外なく攻撃したい対象の動きも考慮して射撃しなければなりません。

 

つまるところ偏差撃ちというのは、この”動いている対象”に向けて自身の弾が到達する速度と敵の移動方向を考えての射撃行動の事を指します。

 

とまあ、説明は程々に本題に行きましょう。

 

偏差撃ちの要素・やり方

基本的に偏差撃ちを行う際に覚えておく要素は2点で、一つは射撃に使う武器や弾種の弾速。もう一つは射撃対象との距離で、WoTの場合は特に通常弾とプレミア弾の速度差を把握しておく必要があります。把握していなければ、通常弾と同じ感覚でプレミア弾を撃ったところで一発も当たらない、という事態が起きかねません。

 

偏差撃ちのやり方については一車両を例に挙げて説明します。

例えばCharioteerの通常弾であるAPCRは弾速が秒速1478mとなっているのですが、この弾を用いて500m先の対象を狙撃する場合、対象が約0.3秒後に到達する位置へ向けて射撃する事によって(弾の軌道がしっかりレティクルの中心であれば)対象へ命中する、という結果が得られる……はずです。

尚、貫通の是非はこの結果に含まれず、あくまでも”対象へ命中する”だけです。

 

ちなみに、車両の弾速が分からない、という場合はTanks.ggという数多の車両データを網羅しているサイトで見る事が出来ます。

確認方法は、弾速を見たい車両を選択した後、モジュールの隣にある弾種のアイコンにカーソルを合わせると表示されるポップアップ内に記載されています。英語で記載されている為分かり辛いかもしれませんが、”Velocity (m/s)”の左側の数値が弾速です。

 

最終的には感覚

やり方を説明しましたが、戦闘中にそこまで頭を回して行動を取れるかどうかや被発見下における遮蔽物からの飛び出し撃ち等、じっくり偏差を取る時間が無い場合も多いです。その為、上記で述べた方法は慣れる為に行う方が良いかとは思います。

また、乗車経験の多い車両であれば感覚が掴めている事でしょうから、下手に考えてしまうと外す事が増えるかもしれません。ですから、そのあたりの裁量は皆さま次第です。

 

あとがき

まずはここまでお読み下さり、ありがとうございます。

とてもざっくりした内容の、個人的な見解も含めた偏差の話でした。筆者は駆逐に乗る際は割と偏差を見たりしていますが、中と重ではあまり見ていなかったりします。戦闘するレンジの差による要因でしかないのですが。

偏差の話に戻りますが、数種の弾速に慣れると結構な車両を扱えるようになります。

というのも、弾速は完全な別個ではなく、車両によっては僅差、及び同値である事が間々あるからです。例えばですが、例で挙げたCharioteerの通常、プレミア弾の弾速は中戦車のProgetto65の弾速とほぼ同等(Proget65のAPCRが10m遅いのみ)となっており、Standard Bから乗り換えてすぐでもHEATの弾速に戸惑ったり、という事が少なくなるかもしれません。

 

なので、クレジットの都合で厳しいかもしれませんが、色々な車両に触れて弾速に慣れる事は一種の技術の向上に繋がります。攻撃面の技術である事もあり、確実に勝ち星を拾える可能性の底上げになってくれると思いますので、可能なのであれば試してみると良いでしょう。

 

以上で記事は終了となります。機会がありましたら、他の記事でお会いいたしましょう。