烏龍のゲーム記録

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【WoT】戦車日記 味方との協力は大事

World of Tanksの日記です。今回は味方と協力も大事、という話です。

 

皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。皆さまは普段のランダムマッチ、味方意図を汲み取った上での連携を取る事はありますでしょうか。連携なんて基本取らない、という方は拾えていたはずの勝ちを取りこぼしているかも、しれません。

ということで、今回は味方との連携で勝てた試合の画像と共に少しばかりお話していきます。

 

 

意図を汲んだ連携って何を指す?

例えばですが、時折ミニマップの味方車両の居るポイントをピコピコしてから、他のポイントをピコピコさせる方なんかが居る事があります。これを解釈するとその人としては「ここに行って」もしくは「ここの敵を視認、もしくは抑えて」といった物になるかなと思います。こうしてある程度はっきりと要求されている行動は、自身が要求されている時には、被るリスク(両数差や移動先の安全度)と必要性(実行出来れば優位が取れるかどうか)を鑑みて、良さそうなら了解の返事と共に行動に移すと良いでしょう。

 

尚、この記事で振り返るリプレイでは、例としてあげたような要求は無く、相手の意図、タイミングを互いに汲み取っての行動だったので些か分かり辛くはあるかもしれません。

 

戦況を振り返りつつ

今回はマップはのどかな海岸で通常戦。編成はTierⅧのみで、筆者はCharioteerで参戦しています。自走の居ない、割と良さげなマッチングではありました。

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序盤は駆逐の定番ポジションであるB4で観測してくれた車両を待っていましたが、1発しか貫通させられず、開始3分程でB1、C1の中戦車会場が敗北。そもそも丘付近まで向かっていたのが2両だった時点で、持ちこたえるのは不可能だったとも言えますが。

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その後は駆逐がほぼすべて陣地付近へ下がったうえ、軽中の大半がD3辺りの谷へ降り、撃破しつつも全滅。

5分半経過時点で、陣地付近で自身含む駆逐4両と遊撃に回っていたT92で粘るも順に撃破され、その1分後には味方は自分とT92のみに。

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その後すぐにTigerⅡとT28protを撃破はしたものの、自分はHP500弱、T92は300弱と、残り2両を相手取るには大分不足した体力でした。

 

そして、連携の話に入るのはこの後なのですが、まずはT28protを撃破した後の話。皆さまの場合、どう動きますか? 

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向こうにいるだろうUDES14、もしくは見えているT-103への攻撃するために前進するか、それともこの位置で出待ちか、あるいは少し回り込んでD7、C6辺りからのクロスファイアか……といった所だと思いますが、筆者はこの戦闘の前数戦でそれをやって爆散していたため、D8辺りからのバックアタック警戒込みで、E9の茂みまで大きく下がって潜伏しました。

 

尚、先ほどの選択肢中での想定した最悪のケースは、攻撃の為に前進しての出待ちで、やってきたT-103とUDESに爆破される、というものでした。

想定はほぼ当たりで、茂みに潜伏する辺りで敵が占領開始したアラームが鳴りました。そのまま少し様子見していると、案の定サークル内に2両となったのでこの時点で、T28protを撃破した辺りへと移動。残り30秒強しかない占領阻止へと動き始めます。

ここで、遂に連携の話に帰ってきます。まず、味方T92がどのように動くのかを想定してみます。占領開始時点の彼の位置から、陣地を撃てる位置はどこか?と考えると下図のオレンジ色の丸で囲んだ部分になるのですが、その際に自分がどの位置から撃てば良いか、という考慮が必要になります。

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この時に自分が取れる選択肢は二つあって、水色の矢印側からの攻撃。もう一つは黄色の矢印側からの攻撃だったのですが、水色側は相手の位置によっては2両共から攻撃を浴びて撃破されてしまう可能性がある点。そして左側から来るはずのT92の射線が通らなくなる可能性がある点から、適さないと見て選択肢から外しました。ということで先ほどT28protを撃破した位置まで戻るわけですが、この時に遮蔽となっている岩から陣地を覗くタイミング……これも連携の取りどころです。

 

どちらの攻撃も受けられないT92ではなく、UDESの一撃なら辛うじて耐えうるこちらが先に見つかる事で2両共の砲をこちらへ向け、その間にT92の射撃で占領をリセットする……という事ですね。恐らくですが、彼も同じ事を考えていたと思います。

次いで大事なのはタイミングで、自分が見つかった後、砲がこちらに向いているのはそう長くはないので、T92が位置に着くのを待たねばなりません。ここで急いて先に行動を取ると詰めてきたT92側に2両の砲が向き、一気に瓦解しかねないので、詰めてきたT92を確認した後、先行して観測。

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この時は、運が良い事に浅く覗くだけで2両とも確認することが出来たため、UDES14とほぼ同値のダメージ交換した後、T92が危なげなくUDES14を処理。

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最後のT-103ですが、この時点で950弱の体力であり、出方を間違えると逆転もされ得る状態での観測切れでしたが、果敢にT92が再観測してくれました。

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観測してくれた事を利用し、俯瞰視点で砲の向きを確認した後に背後から回り込んでT-103を撃破。確認しないまま突っ込んで死んでいたら、申し訳なさで蒸発したくなっていたかもしれません。

最後はお疲れ様、と健闘に対してggを言いつつ勝利となりました。

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あとがき

まずはここまでお読み下さり、ありがとうございます。

この記事で挙げた内容は一例に過ぎず、更に言えばお互いに90点以上の精度で互いの意図と行動を汲み取れたからこそ成立した物です。

ということで、ランダムマッチで連携が取れる事の方が稀ですが、綺麗に連携して掴めた勝利はとても良い余韻に浸れます。「ああ、楽しかった」と間違いなく思えます。

 

しかし、連携を強要しているわけではなく、あくまでも述べたいのは連携することで拾える勝ちがあるということです。単独行で負け試合となってしまうよりも、時には行きずりの方との連携を取ってみると意外な勝ちを拾えるかも、しれません。

 

以上で記事は終了となります。機会がありましたら、他の記事でお会いいたしましょう。