烏龍のゲーム記録

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【Steam】ヘビーストームシャドウ、楽しい

Steamゲーのプレイ録です。今回はヘビーストームシャドウの話です。

 

皆さま、こんにちはこんばんは。烏龍(茶)です。触りたいと言っていたゲームを触って、8割がた実績を埋められたので感想をゆるく綴っていきたいと思います。

 

 

どんなゲーム?

このゲームはヴァンサバライクです。4種のプレイアブルな機体と、5種の武装の内各一つをチョイスして、作戦地域に降り立ちます。そしてヴァンサバ系ということは四方から押し寄せる敵を撃破し、リソースを拾ってレベルを上げて自機の強化をしていく感じです。

 

ヘビーストームシャドウならではの部分

人がモンスター等ではなく、メカが自機であるゲームならではのシステムがあります。

一つはエネルギーゲージ。自機の通常移動では使う事はありませんが、続けて述べる動作や攻撃で消費する、自然回復するリソースです。ただし回復するからと無茶な運用をすると痛い目に遭います。

二つ目に、エネルギーを使用した回避行動(ドッジ)。瞬間的に指定方向へ移動することができ、回避行動中は無敵時間が発生します。また、回避行動の挙動が終わるまでメインの武器を発射できない等のデメリットもありますが、かなり多用します。

三つ目に、回避行動後に回避を使用するキーを長押しし続けることで使用できるブースト。ブースト中はエネルギーを継続して消費しますが、通常の移動よりも早く動くことが出来ます。回避と同様のデメリットがあり、かつエネルギー消費が割と重いため個人的にはゲームを通してあまり使いませんでした。

四つ目に、出撃時に選択した機体ごとの兵装によるスキル。ミサイルによる絨毯爆撃、メイン武器を命中させることで爆発するエリアの展開など、各々使い勝手が大きく異なるスキルを撃つことが出来ます。

 

五つ目は強化要素で、アジャイルチップというもの。ステージをクリア、失敗問わず終わるごとに貰えるポイントを使って様々な効果を持つチップを解放し、チップをセットすることで効果を得られるようになります。ヴァンサバの要素で例えると恐らくアルカナがこれに近いかもしれません(こちらはゲーム開始前に準備する必要がありますが)。

セットできる数、セット時のトータルコストに上限が決まっているので自分の欲しい能力、もしくは上げたいステータス等をうまいこと盛り込むかが肝。なお、強化だけではなく所謂オワタ式になるが報酬が3倍になる、といったリスクとリターンを併せ持った物が存在していることもあり、セットするものによっては大きく難易度が変わります。

 

特色ではないけど

特色という訳ではなく、ちょっとした仕様の話にはなりますが武器が銃であるため弾切れがあり、弾がなくなったらリロードする時間が必要になります。撃ちっぱなしがデフォルトであるヴァンサバライクのタイトルとしてはこの仕様はちょっと珍しいかもしれません。

また、回避やブーストがあるためか、これにちなんだ装備が存在しています。組んだ装備によっては回避、もしくはブースト移動しながら攻撃もできるように化けたりします。

 

所感

難易度

未強化で1回クリアするまでに1時間ほど掛かったので、初期武器以外のメイン武器の解放や恒常的な強化、アジャイルチップで火力、生存力を確保できるようになるまでは人によっては初期の難易度でも普通に難しいと感じるかも、というくらいの程よい難しさじゃないかと思います。そして、諸々の強化が進むと無限モード以外のステージの難易度調整を最大にしても手緩く感じる程に感覚が変わります。

 

メインウェポン

メイン武器については初期武器以外の4つが結構癖が強い代わりになかなか強力なものが揃っています。初期のライフル以外はどこから弾が出てるんだかわからないけど。

敵の数が増えれば増える程、初期武器以外の4種は性能を発揮していくので、難易度の上昇と比例して解放武器の強さが身に沁みます。跳弾、磁気の二つは対集団性能が特に強力で、筆者は跳弾を解放した際にかなり楽になりました。

 

機体の性能

機体は初期段階だと1種のみ使用可能。ゲーム内で条件を達成すると残りの3種が解放されて使えるようになります。

機体性能自体は各機体が持つ兵装スキルと、サブパイロットの美少女との親密度の上昇によるボーナス以外の差はありません。付与されるボーナスも兵装スキルの性能向上が多く、使いたい兵装で選んでいいと思います。筆者は絨毯爆撃が出来る機体(Obliterate Ⅳ)をよく選んでました。サブパイロットの容姿でいうとStorm Callerの子が好み。 

 

サブ装備の話

サブウェポンは2種類に分かれていて、攻撃することが出来る武器タイプの物と攻撃以外の能力、あるいはステータスを付与してくれるバフタイプがあります。各々取得できる種類数に上限があるとは思うのですが、通常モードで遊んでいるとほぼ間違いなく上限には至りません。無限モードでも1時間程度では上限にならなかったので、スコアランキングに挑む修験者以外は多分気にしなくていいです。それどころか、欲しいサブウェポンが伸ばしきれるか怪しいほどなので強化したい種類はしっかり絞ることになります。

 

攻撃できる武器のバランスとしては、発射するための条件がいまいち連射に向かない、という物が散見されるため、選択肢が多くはあるものの実質的には候補外の武器が存在していることは否めません。

発射条件だけでも択が絞られることに加えて、火力を出せる武器と出せない武器の落差も激しいです。というのも、火力や会心率がメインに比例するものとそうでないもの混在しているのが要因となっていて、扱いやすさと火力を求めるとあまり択がないですね。とはいえ、余程発射条件が渋いもの(エネルギー枯渇時に発射など)ばかり集めたりしない限りは通常モードのステージ最高難易度をクリアする分にはそこまで困らないと思います。

 

おまけ

美少女要素はステージに出撃する前の機体選択と、ゲームで負けた時のスチルだけです。それ以外は全てメカと虫による激闘で構成されてます。

 

総評

バランスの面では大味なところもちょっとありますが、普通にやってて楽しいゲームです。ただ、サブウェポンに関しては大体のプレイで組むビルド問わず選ぶ武器が割と偏ってしまったので、扱いづらい装備の性能の調整をしてほしいなと。そういった装備達は発動条件や火力面で難があるものが多く、自然と汎用性が高い、あるいはチップとシナジーのある装備を選びがちになっていたので。

アップデートでサブウェポンやアジャイルチップの新規追加をしてくれているので、新規に混じって既存装備の調整が来ることを密かに祈っています。